御內
假名【おんうち】
詳細釋義
【日本地名】
日文釋義
手紙のあて名のかたわらに添える語。相手の妻や相手の一家にあてて出す場合に用いる。
一
( 名 ) ① 貴人。また、主人。 「 -只今機嫌あしく候/義経記 7」
② 貴人、または主君の邸內。 「其の後侍共-に夜討いたりとて/平家 12」
③ 將軍の指揮下に屬する武士。 「御曹司の-にわれとおもはん侍ども/保元 中」
④ 代々その主君に仕える家臣。 ? 外様「両六波羅を始めとして-外様の諸軍勢に至るまで/太平記6」
⑤ 家臣。家來。 「信濃國の住人麻生殿の-なる藤六と下六が/狂言?烏帽子麻生 天正本」
二
( 代 ) 二人稱。軽い敬意をもって相手をさす語。 「 -のおやは包丁人/狂言?鱸庖丁」
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糾錯